и 2017-05-21 21:01:45 |
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…意味?意味などない、例え理由があったとしても…、知る権利は---ない。
( 視界に捉えていなかったのか驚いたように肩を震わせた様子。こちらを向くその様子を眺めてはもう一度交えた視線、その幼い目に映るものは何か、好奇心と後ろめたさと少しばかりの悲しみか薄明かりの頼りない暗闇の中でもしかと捉えることのできるこの黄金色の眼は鬼の力を少しだけ引き出したお陰で月のように煌めいて、それを見てもあまり驚かないのだから子供と言うのは恐ろしいもので。その幼さ故に理解していないのか、向けられた言葉には僅かに眉を顰めながら、気怠さを交えた声色で返し。ゆっくり右肩を壁に凭れさせると立っているのがやっとだったのか、壁にかけた衝撃のせいで身体に痛みが走り吐息を零しては瞼を伏せて。僅かに上がる息を整えようと深く息を吸い込み、俯いた目の前の小さな頭を再び持ち上げた瞳で捉えては煌めきは無くなっており鈍いものへと戻っており、これで引き下がるかと思っていたが頼りなさそうな声色で付け足されたそれには嫌悪感を隠しきれずに壁から身体を離し一歩僅かに相手の方へ踏み込むと床が軋み、右手で作った拳を壁に叩き付けるとそこは皹が走り少し欠け「 お前に理解などできない。自分が可愛いなら、あの老いぼれの言う事を大人しく聞いていろ。興味など持つな。関わるな…、 」怒りに任せたそれだが口調はどこか優しさも少しだけ含んでいるようなものにも感じ、勢いよく言えないのも何故かきっともうボロボロだからだろうか、このまま押し切って部屋に入ろと片手で相手の肩を掴み、自室の前から退かせようとしたがその前にズルズルと壁に背中を預けるようにしては出血のせいか壁に血の跡を残し乍体勢が崩れていき床に座り込んでは肩に掴まっていた手をゆっくりと離して )
( / こちらこそ。もう少ししたら鬼に変化した姿の描写も入れられたらなと思っておりますのでよろしくお願い致します。 )
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