猫さん 2017-05-20 18:00:41 |
通報 |
……(何かを切欠にまた彼が盛大に笑い出すと自身が見当違いの”何か”を発言したのだと察して、怪訝がる様子の表情で盛大に笑う彼を数秒見つめ。観察する様に自身の失言を探れば今し方口にした”椅子”が何やら間違いなのだと答えに至り、眉間に皺を深く刻みつけると怪しむ表情は其の儘に臆病ながらも初めての道具が目の前に有れば経験をしてみたいと好奇心は止まらずに、何よりも危険だったり危ない物だったならば座って見ろなんて彼は言わない筈だと言う気づけば抱いている彼に対する安心感が背中を押してソロリソロリとブランコに歩み寄り。取っ手のようなチェーンに片手を添えて座ろうとしたその瞬間に己の動きを切欠にしてそれが揺れると衝撃にパッと触れていた手を離して警戒を見せるべく息を呑んで。声は一つと上げなかったが小心者の心臓がバクバクと煩い事は毛が逆立ちビンと真直ぐに立ち上がる尻尾が証明していて、少しの間を驚きのままに今も尚、僅かに揺れているブランコを見てから振り返り「これッ、――危ないぞ。古くなってんのかも、子どもが乗ったら怪我しちまう」椅子が揺れるとは木が悪くなっている古い物だから、と連結するように持論を上げて引いては公園と言う場所ならば子供が遊びに行く場所だと認識が有るようで心配を覗かせ如何したものかと意見を仰ぐべく目を向けて)
トピック検索 |