>>吉良恭介→伊織 あっ…あり、ありがとう。…… ( 初めて訪れた彼女の実家、二人きりの状況に酷く緊張し身を強張らせながら縁側で待っていると背後から声が掛かり、思わず肩をビクつかせ噛みながらも礼を述べ。隣に座る相手からはふわりと良い香りがして、恋人同士といえど日は浅く、緊張からついつい沈黙してしまって視線すら向けられず庭へ向けたままで )