ストーリーテラー 2017-04-26 11:49:43 |
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>美織
もっとも、君の愛らしさには敵わないけどね。
(花を愛でる姿が微笑ましく、すっかりリラックスしたような姿を見ればもう大丈夫だろうと、緊張を解くためではなくいつも女性にするように口説くような言葉で相手の髪を一房手に取って口付け。それから菓子作りの楽しさを饒舌に語るのを見ればキョトンと目を丸くして。一拍置いて弾かれたように大きな笑い声を上げると、薄らと目に浮かんだ涙を指の背で拭いながら相手の頭を撫で。「ああ、それはいい。ぴったりの場所があるんだ、さァ――」ひょい、と指を曲げ何かを手招きするような動作をすれば、どこからともなく空を飛ぶ絨毯がやって来て、相手を乗せるべく姫抱きをしようと背と膝の裏に腕を伸ばし)
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