匿名 2017-04-18 21:43:41 |
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(少なくとも不快にはならなかった今川焼き、彼の好みを熟知している訳では無いが自身の鼻に狂いは無いと薄ら笑みの浮かんだ表情を見て悟り。何となくだが彼が閉店まで働く事を予測していた為それ程の驚きも無く、納得する頷きを一つ。胸の内には彼への関心が向けられ言葉にはしないものの好感は常に上がり胸を高鳴らせている「ーーあ、でも閉店までって事は夜は暇ですよね」無論帰る気は無い。問いかけよりも肯定的な口調は意思は既に固いという意味合いが含まれておりそれ以上多くは語らずに。刹那瞬間的な刺激が額に、はたと視線を合わせて瞬きを数回、遅れた思考回路をやっとの思いで走らせれば見る見るうちに顔色は更に明るくなり、それはもう言葉では言い表せない喜びと化して両手を上にあげるや否や今度は彼の両手を掴んで勢い良く上下に振り「行く、行きます!やった昴さんとお昼だ」握って気付く彼の彼だけの体温に再びときめいたと誰か知れよう、やや骨の浮き出た手の甲を指先で軽く撫でてから離して)
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