春兎 2017-04-16 23:22:19 |
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アイツと出会ったのも、こんな雨の強い日の午後だった。
翌週から始まる試験週間が憂鬱で、だけど、何かしていないと気持ちが落ち着かないから、図書室の窓際の席に教科書とノートを広げた。
静かな場所で、書かれている文字を読むだけでも眠くなってきて、自分には図書室は向いていないんだなと思い始めていた時だった。
いつの間にか、明るかった空がどんよりと重くなっていて、窓にはたくさんの水滴が打ち付けていた。
ただでさえ憂鬱な気持ちになっていたのに、どうしてこんなに重なることが
ここまで書いて、このペースじゃ最後まで書ききれないことに気がついた……。
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