文芸部という名の秘密組織の一員 2017-04-16 17:24:30 |
通報 |
それからというもの、毎日が楽しくて。つい忘れてしまっていた。君は " 皆のもの " ってことに。自惚れていた。
俺だけが見ている訳じゃないのに。
「大好き」
「私も」
やっぱり、釣り合わなかったみたいだ。あいつはかっこよくて優しくて、君とお似合いだよ。悔しいけれど。" 見ているだけ " 。それでよかった。近づかなければ、こんなに......嫉妬しないで済んだんだ。
何であいつと付き合ってるの?
何であいつに笑いかけてるの?
一緒に帰ったあの日々は、なんだったの?
.....なんて、言えないや。
醜い自分が嫌だ。幸せに過ごしているのなら、それでいい。どうしてもそう思えないのは、君のせいなんだよ?
" 星が綺麗ですね "
いつか、君が此方を見てくれるまで。この気持ちは、仕舞っておくことにする_______。
トピック検索 |