都々 2017-04-16 15:22:46 |
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…っと。やっぱり掴めないよな。
(男子生徒の手から離れた本と羊皮紙を掴もうとするも、何の突っかかりも無くスルリとそれが落ちるのを見ると皮肉な笑みを浮かべるように口元を歪ませ、行き場を失った手の開閉を数度繰り返しながら呟き。それから漸く、相手が自分の声に驚いて本を落としたのだと気が付けばそちらへ顔を向けて、警戒心を顕にしてローブへ差し込まれている腕を見てふむ、と息を吐き)どこから、って言ったら……ココ?(こんな風に人と会話するのはいつ以来だろうか。生きていた頃だったか、こうして図書館を漂うようになってからだったか、それすら曖昧になってしまうほど時間が経っているのは確かだった。つい饒舌になりそうなのを抑えながら、相手の問いかけにシンプルに答えて本の並ぶ棚を指し。実際にすり抜けて見せれば話が早いだろうが、いきなりそうしても驚かせるだろうと答えるだけに留めて。しかし、相手もこの学校へ通っている以上ゴーストと接する機会は多いだろうと思いつけば、ふわりと相手の周囲を回るように宙を滑り)ほら、いつも君も見てるだろ。ゴースト(他のゴーストとは違い、これまでは生徒にも教師にも見つかっていなかったのだから、“いつも見ている”ゴーストと同じ類なのかは分からなかったが。きっと相手にだけ見えているのは、さっきの手紙が原因だろうと目論見、視線をそちらへ戻して)これさ、俺のラブレターなんだよね。だから、見られると困るんだ(想い人へ宛てた物とはいえ、中身は日常を綴った変哲の無いものだったが、その相手を彷彿とさせるようなグレーの瞳は真っ直ぐで、つい揶揄いたくなってしまった。どんな反応をするのか、大袈裟に肩を竦めながら答えを待ち)
(/こちらこそ、少し遅れまして申し訳ありません!
お返事のペース、把握致しました。私生活があってこそのなりきりですし、そこでの刺激が創作の発想にも繋がると思っていますから、どうぞ気にしないでください!
嗚呼、安心しました。それでは、都度相談させて頂きますね!
早速なのですが、ルドルフくんの髪の色=お父様譲り、瞳の色=お母様譲りという、ハリー方式は如何かなと思い、上記のようなロルにしてみました。勝手にやってしまった事なので、イメージと違いましたらその箇所はスルーして頂ければと思います!)
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