道化師 2017-04-13 19:02:36 |
通報 |
結構力あんだな……いやいや、OKじゃねぇよ?死なねぇ程度で、お手柔らかに頼むぜ。じゃねーとアンタに拍手も礼言えなくなるしな
(痛い程の指切りに素直な感想をもらし、おそらく冗談や比喩であろうが相手の表情もあってか背筋が凍るような錯覚を覚えればいやいやと思わず何度も左右に首を激しく振っては表情をひきつらせつつ答え。「最初からそうなら当たり前みたいなもんなのか。まぁ色々出来るなら確かに便利そうだ──っく、はは!おい、っくすぐってえって!やめっ、ははっ!」自分の顎に人差し指を当て相手の身振り手振り混じりの説明を受ければ、綱渡りをしつつジャグリングをやってのけ歓声を受けていた姿を思いだしなるほどと頷くも不意打ちで擽られれば思わず笑ってしまい、抗議の声を上げようにも声にならなければ目尻にうっすらと涙を浮かべ、たまらず相手の腕から逃れようと慌てて後ずさりし息を整え。「あー、匂いが肌に染み付いてんのかもな。え、マジで?全然見えねぇ……じゃあイェインさんって呼ばなくちゃならねぇな。あっ、俺も自分の手で捏ねたパンを食って喜んでもらうのは好きだ、同じだな。──あぁ、さっきも言った通りダチが「とにかくすげぇから見てみろ、お前絶対気に入るから!」ってしつこいくらい言ってきてな。まっ実際その通りだったんだけどよ」満足げな一言に自分も腕を鼻に近づけ嗅いでみれば香るような気がして、着替えやシャワーは済ませたはずだったがと照れ臭そうに肩を竦め。年に関しては肩に触れる指先や気さくな言動から少し年上程度に思っていた為まじまじと相手を見つめれば呼び名について渋々変更し。自分と相手のを見比べ職種こそ違うものの同じ手と言う共通点を見つければ嬉しそうに瞳を細め。初めてである事に頷けば先ほどの言葉を補足するようにそう付け加え、夢のような現実離れしたスリルと興奮を奏でたステージとその先にある、己が座っていた席付近へと視線を向けては語り)
トピック検索 |