…はぁ? ( 彼の反論に「いい子、じゃなかったから覚えてない」とか適当な返事をするつもりが、実際は突拍子もない彼の提案に、ただ間抜けた声があがっただけで。崩れない笑顔のせいで彼の真意は読み取れず、思い当たる推測としては出張カウンセリング料を発生させる為なんじゃないか、なんて自分でも情けなくなるような。彼の思惑が何であれ日を置くまでもなく答えは否定に決まっているのだけれど。