保有者A 2017-03-29 17:44:51 |
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【 旧市街地 】
(何故彼は生命を落とさなくては行けなかったのか。そう問い掛ける瞳を最早、人とは呼べない小さな骸である灰の塊へ落とし荒れ果てた旧市街地に佇み。嫌にカラッと晴れた青空、向こうでは灼熱の炎を轟々と燃やしているであろうお天道様が見張っていると言わんばかりに背に照り付け軍服に熱を籠らせ。己の影に隠れる灰は無慈悲にも優しい微風に打たれて形を崩し風に散ってゆく、こうも簡単に奪われて良いものなのか問い掛けは虚しく心の溝へと落ちて掬ってやる術も無く。本日は生存者の"以外"の捜索を任意で行うべく、旧市街地へと訪れた迄。せめて人の居るその地で埋めてやろうと胸元のポケットから小さな小瓶を取り出せば、ばらけた灰を指で摘み中へと「ーーーさあ、帰ろう。此処は余りにも落ち着かないだろ」恰も其処の人に話し掛けるような言動で小瓶を見つめれば、堅い表情を少しばかり緩めて。魔物が現れる可能性は十分あるが探索は行わずに真っ直ぐ帰路へ身体を向け。軍事施設はもう目と鼻の先、先程より強まる風が髪を靡かせ警戒心を掻き立てる、足早にその場を立ち去るべく歩み始め)
( /主様、なんとお優しい言葉を有難う御座います…!作った甲斐がありました、娘も背後も大喜びで早速絡み文を投稿させて頂きました!皆様にご迷惑を掛けず楽しんでやりとりが出来るよう頑張ります故どうぞこれこら宜しく御願い致します!)
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