ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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>シロ
(人間の親が子供にするように言い聞かせる執事を見上げ、まるで保護者だと他人事のように。目を細めるその表情に単純なほど安堵して。我ながら単純だと気付いたのは、頬に手を添えられていることが小恥ずかしいと思えるようになってからだ。その手から抜け出すことが叶うなら、少々気まずそうに距離を置いて。銀の含まれない食器や散らかした食糧袋をいくつかつまみ上げて元の場所へ戻そうと。)
…分かったよ。心配させてしまったね。もう大丈夫、落ち着いて来たから…。
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