ペラペラの紙 2017-03-29 01:55:49 |
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(/お久しぶりです、>863 の中の者です。ふと思い出して戻ってきました。返信は以前と比べると遅くなってしまう他、なりきりから離れていたのでブランクがあるものの、またこの屋敷の住人の一人として皆様と過ごせたらと思っています。気まぐれ吸血鬼、シャーリィサをよろしくお願いします)
>シロ
(たまには過去に目を通した書物を読み返すのも悪くない。そんな気まぐれで蔵書室の扉を開けば、古い紙とインクの香りが鼻腔を擽った。胸踊らせる匂いに思わず呼吸を深め、それから手に取る書物を選ぶべく中へ。こつりこつりと靴音を鳴らしてさ迷い歩き、ふと本棚の合間に見えた白色に足が止まる。見知った髪色、見知った燕尾服。この屋敷の執事長のものだ。その横顔と手元の本を見比べて、意外そうに、どこか面白がるように言葉を紡ぐ)
あら……珍しい。貴方がそんなものを読んでいるなんて、明日は日蝕でも起きるのかしら?
>ALL
(ふくらはぎより少し下まで届くシフォンドレスの裾を翻し、ゆっくりと屋敷内を歩く。目的地は無く、ただ気まぐれに足を伸ばすだけの行為に目指す場所があるはずもない。構造を熟知している廊下を改めて見回しながら歩む様は見る者が見れば、ただ見知らぬ洋館に迷いこんで戸惑っているように見えるだろう。……勿論そんなことはなく、ただ先程読み終えた本に”世界が目新しく輝いて見える”という表現があったため、そんなこともあるのだろうかと実践しているだけだ)
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