団長 2017-03-22 21:30:37 |
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>ノア
――いいよ、諦めてあげる。
(母のような優しさなどまともに知らないはずなのにどうしてか相手の慈愛から感じるのは正しくその温かさ、乾いた心を潤していくようなその笑みにふ、と柔らかく微笑みを返すと相手の肩から顔を上げ。相手の言葉が響いたのか諦めてあげる、なんて天邪鬼な言葉でその厚意を受け取るとさらさらと前髪を指先で整え「……で、結局ノアはなんで沈んでたの」そもそも相手にチョッカイを出した切っ掛けに話を戻すと前髪の隙間から其方を注視して)
>ユラ
……ユラ、一応女の子だよね。
(呆れた様な言葉を掛けつつも仕方なしに髪を梳かしてしまうのは人懐っこさのある相手だからだろうか、そっと髪を持ち上げ丁寧に櫛を入れ始め)
>ルイ
――ルイ、二次被害出てるよ。
(相棒の鳩の動きを確認していた矢先に響いた鋭い破裂音、自分ですら思わずびくりと肩を跳ねさせるほどのそれに鳩が驚かないはずもなく混乱した一羽が顔面に思い切り衝突してきたことで顔を押さえながらその場で小さく呻き。羽根をばたつかせる鳩を宥め肩に乗せてから先程の音の発信源である相手の元まで歩み寄っていくと仄かに赤くなった鼻先を指しながら不機嫌そうな声を漏らして)
( / 早速絡ませて頂きました、これからよろしくお願いしますね!)
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