燭台切光忠 2017-03-18 23:04:23 |
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うん、おやすみ。長谷部くん
(同じようにベッドに横になれば暗闇の中で挨拶を交わしてそのまま眠りにつき。その夜、夢を見た。それは何処なのか分からないが。桜が舞う中、変わった着物を着た見た事も無い人々と笑顔で言葉を交わす自身もその中にいて。どこか懐かしい、そんな感情に包まれ。隣で誰かが自身の名を呼んだ気がして、しかしそれと同時に目も覚めてしまい。結局呼ばれた名前も自身を呼んだ相手も分からなかったな、と思い。いつの間に泣いていたのだろうか、頬を涙が伝う感覚に驚いてはそっと指で拭い。時計を見るとそろそろ起きる時間、不思議な夢を見たものだと思いながら身体を起こし)
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