(そうして熟睡する事約一時間。何の前触れもなくぱち、と目が覚め上体を起こすと、未だ覚醒しない頭でぼんやりと又もや懐かしい夢を見たなと心中で呟けば小さく欠伸を一つ。バキバキに固まった身体を解すと窓の方を見遣ると、あっという間に外は夕方で橙色の日差しが部屋中を照らし寝起きのままリビングに戻って)