作者 2017-03-17 18:12:40 |
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この世界について
過去に起きた異星生命体との大戦争において敗北し、地上を追いやられた人類。その僅かな生き残りは空飛ぶ艦艇を造り上げなんとか逃げ延びる。そして今、その生き残り達により空飛ぶ艦艇による船団による国家が誕生。人類は異星人に対する反撃を開始、故郷の大地の奪還を目指した大戦へととつにゅうするのであった。
用語
・天空国家エデン
先の大戦争において逃げ延びた人類によって発足した新たな国家。多数の艦艇を接続したその姿は空飛ぶ島、または要塞のようにも見える。元は複数の国家、複数の人種が存在していたが今では全てエデン人として統一され言語や通貨も統一。絶大なカリスマ性を誇る国家元首により一致団結している。
・飛空艦艇
エデンがエデンとしての姿を成す為に必要な空飛ぶ艦艇。先の大戦末期に発見された神の石を動力としている。一般市民の搭乗する民間船、巨大な農場や工場のある船、防衛用の戦闘艦等目的により多数の艦艇があり、今でも建造されている。
・神の石
先の大戦末期に発見された究極のエネルギー源、決して枯渇することなく無限にエネルギーを放出する光り輝く鉱石。飛空艦艇の動力源の他、鉄の箒の噴射推進装置、戦闘艦の主砲等にも使用されている。異星生命体により地球に落とされた隕石に含有されていたとする説がある。
・エデン軍
先の大戦から逃げ延びた者の中には軍人も居た。エデン発足後、その軍人達により設立された軍隊。
人数も決して多くはなく、装備や武器も充実してはいないが神の石を用いた特殊兵器「鉄の箒」を操り空を自由自在に飛び回り敵を駆逐する。
・鉄の箒
エデン軍の主力兵器、ジェットエンジンに似たような形をしているが空気取り入れ口は無く代わりに砲が埋め込まれている。内部に神の石を搭載し、そのエネルギーの噴射により飛行する。バイクの座席に似たシートとハンドルがあり、兵士はこれに跨り空を飛ぶ。その姿はまるで鉄の箒に跨る魔術師のようだといわれる
・主力戦闘艦「風神」
エデン戦闘艦隊の先頭に位置する最大の戦闘艦。強固な装甲と神の石を利用した大火力砲により国家の盾となる。
・異星生命体
西暦2060年に、地球に接近した巨大隕石の爆発に伴う破片と共に地球に飛来した敵性生命体。地球上のあらゆる生命体を殺戮し、街を一つ消し飛ばすほどの大爆発を起こすこともあった。姿形は様々であり、エデンに接近するものは龍のような姿をしたものが多い。この異星生命体の目的は何なのか、コミュニケーションは可能なのか。まだ、明らかになっていないことは多い。
・死の雨
地上に降り注ぐ黒色の雨。何か強力な有害物質に汚染されており触れたものは必ず死に至る。もちろん、飛行中でも雨雲に突っ込んでしまえば全身にこの雨を浴びることになってしまう。基本的には常に監視しているのでエデンが雲に突入したりすることはないが、戦闘中の回避行動などでやむを得ず雨雲に突入する場合は全ての艦艇の防水シャッターを作動させ、雲を抜けた際には速やかに化学洗浄が行われる。
・暗号名Ratzer(レイツァー)
異星生命体による攻撃開始直前に全世界の軍部に発信された暗号。詳細な発信元は明らかになっていないが、地球上であることは間違いないようである。しかし、その暗号のもつ意味を知る者は誰もいなかったという。
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