>紫 ッ…、早く見つけんといかんわ。 ( ふらふらと柱に当たりながら歩いていて、柱が傷ついている箇所に右腕が当たると、小さな切り傷を負ってしまい、傷ついた箇所を押さえては苦笑をうかべ。主を見つけると言う意地なのか、暗闇の中を何とかして廊下の端っこまで歩いていくと、気配を感じとるために両瞼を閉じ、精神統一をする。すっと瞼を開けると、気配だけを感じながら物置へと歩を進め。 )