>紫 っと、やっぱり夜は目が利かんから、困るわ。 ー…目は見えんけど、気配は感じる事が出来る。 ( 何とかして廊下を歩くも、視界は真っ暗なので何も見えず、立ち止まって休憩し、そのまま空を見上げると、先程まで橙色の空だったのに暗闇へと変わっていたので溜め息をつく。数分間の一休憩は終わり、再び主が歩いていったであろう方向へと身体を向けるては、時々襖や柱にぶつかりながら、追いかけて。 )