あお 2017-03-16 00:15:15 |
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4「そーちゃん、俺に何か隠し事してね?」
ドキッとした
普通の人より勘が鋭いことは前から知っていたがここまで鋭いとは思っていなかった
上手く周りに溶け込んでいた筈なのだが
5「そうかな?僕は君に隠し事はしないって言ったはずなんだけど」
疑うことを罪悪感だと感じさせる言い方を百さんから教えて貰っていて良かった
4「なあ、そーちゃん。俺たちまだ会ってそんなに経ってないかもしんねーけどさ、知ってんだぜ?そーちゃんが嘘つくときはその指輪を触るってこと」
5「なっ…」
盲点だった
自分が自覚していることは改善できるが、自分が自覚していないことは改善は愚か気づくことさえできない
当たり前のことだ
その癖に気づけなかった理由は分かっている
言う事を聞くだけで生きてきた
それにどれほどの損があるのか、改めて思い知らされた
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