ローズウッド 2017-03-13 14:09:47 |
通報 |
>ALL
おや、意外ですか。 夏には怪談を語ることがあるもので……いわば慣れ、ですね。 ( まさに阿鼻叫喚といった有り様の画面からネロリくんへと視線を移せば、この場にそぐわぬ和やかな表情で反芻し。恐怖という感情は胸の底にあるものの、ローズくんほど純粋に怯えるでもなく、パチュリーくんほど勇ましく平然としていられるほどでもなく。一滴の雫がじわりと染みるかのような感覚を抱きながら呟いて )
…とはいえ、これだけ鮮烈な映像は…天井の木目を見ても思い出してしまいそうです。 ( そう言って、泣き叫ぶローズくんに寄り添いふわりと抱きしめた瞬間、甘い香りが鼻腔を掠めて。彼の匂いだ、と頭の片隅で呟き、森林の奥深くを思わせる匂いに自然と癒され )
>ネロリくん
よくご存知で…。ネロリくんは博識なんですね。 ( 湯飲みを両手で包み持ち上げうららかな陽光に微睡みつつあったところへ、鶯の別称をならべる彼の声が耳に届けば、ゆるゆると瞬かせていた目を丸くして感服し。そして、後を引き継ぐように 「 金衣鳥や歌詠み鳥……匂い鳥、なんて呼び方も。…なにやら親しみが湧いてきますね 」 と小さく笑みを溢し )
トピック検索 |