語り部 2017-03-11 06:35:43 |
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>>堀川国広
(意志を込めて語られる言葉は自分には価値の分からぬものばかり。〝へえ〟と心の伴わぬ相槌を打つ胸中は悲しいほどに凪いでいて、瞳の冷気は強さを増し。話を振られるも語れる事は無くゆるりと躱して)生憎他人に語る自伝は持ち合わせていないんでね。然し後悔をしないようにってのは良い心掛けだ。俺達は死とお隣さんどころか兄弟さ。いつ死ぬか分らない、其れを忘れちゃあいけないね。__そら、着いた。適当に掛けて呉れ。(たどり着いたのは縁側の有る庭、振り返り座るよう促しつつ)
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