御帰り、噫入院とは随分と股大変な眼にあっていた様だね。確り静養出来たかい。(相手の姿視界に映すなり柔和に笑み、)ほらほら頭を垂らしてばかりいると折角の男前が勿体無いよ顔を上げなさい。……、其れは愚問だろう。私が愛おしい君を拒む理由何か無いのだから私の方こそ未だ私の刀で居てくれるか聞きたいくらいだ。