ハザマ 2017-03-05 19:57:22 |
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おや、こんな所に。(縁側で一人星灯りを浴びる淡い色合いの薄紫色と色の白さを見付けて、奥から畳の藺草を静かに踏みながら夏虫の鳴き声に紛れて現れると緩い帯の所為か少し首元の寛いだ寝間着浴衣の相手の背後からゆったりと近寄り)
……おはようございます。おやすみなさい?(クッションを抱き抱えたままどうやら昨晩は眠れなかったらしい相手の姿を目にしつつそっとタオルブランケットで細い体躯の身体を包んでゆっくりと抱き上げ、すっかり冷えてしまった相手の身体を抱き上げたまま寄り添い。低体温ながら温めようと近くの白い頬にぴたりと頬をくっつけると冷たさに笑んだまま眉を下げ。伏せた長い睫毛へと頬を寄り添わせながら布団へと運ぶ際、ちゅ、と眠る花の眦に音をさせながらキスをして。まだ夜の帳が掛かった縁側から美しい花房の香りを攫っていきながら)
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