ハザマ 2017-03-05 19:57:22 |
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ッ...こ、れは、なかなか...
(敬称が付いてきてしまったもののほんの一瞬だけ名前で呼ばれ顔を赤く染めると正直な感想を零し。
ばちり、と開かれた金色の瞳と青い視線がぶつかれば目が離せなくなってしまいじっと相手を見つめたままでいて)
...確かに奇跡だねぇ
(キスをした後相手の言葉に数度頷いて肯定を示し。
キスのし過ぎか?と問われうーんと唸ると「し過ぎだとしても誰も文句なんて付けねぇよきっと」と笑って。
文句をつける人間がいたとしても自分達にその文句響かないだろう、と)
俺の所為?...ふふ、じゃあ最期まで面倒を見てやらなくちゃいけないね
(酷いと言われどこか嬉しそうに笑いながら最期まで付いていく事を仄めかして。
「下ろしたまま人前になんて出れねぇからな」役者は何時でも容姿に気を使わねばと考えている事もあり下ろした姿なんて気を許さぬ人間には早々見せられない、と)
何時かなんて言われたら忘れちまいそうだ。
(藤色を遊ぶ指の動きを見詰めふと、髪を結ってもらいたいなんて思い浮かべ。
続けざまに我儘を言うのは気が引けるが「俺が髪を下ろした時は、ハザマさんが結ってくれるかい?」と問うてみて)
何のことだかさっぱり、ちゃんと言葉にしてくれないと。
(恨めしそうな視線を向けられ何が意地悪なのかわからないと言いたげに苦笑すると首を傾げ。
つんつんと小突かれ反省したように頷けば「わかってるよ、ハザマさんだけだ」と)
...信じるよ
(顔を覗き込まれ視線が合うとにこりと笑い弁解をする相手に抱き着いて。
反省している相手をこれ以上責めるのは可哀想だと思う以前に男の嫉妬は醜い、と)
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