一笑懸命 .　　　

煤ｻﾝ


絃( いと )
君が付けてくれた本当に大事な名前.大事に大事に今も覚えてるし、俺の宝物なんだ.

煤ｻﾝと出逢ってもう約3年、でも俺の傍に煤ｻﾝは居ない.
幸せですか?無理してねｰ?俺よりもっと好きな人出来た?体調は?大丈夫?
一目惚れだと煤ｻﾝは言ってくれたけど、あの頃の俺は捻くれ過ぎてたな.そんな俺も良いって煤ｻﾝは言ってくれてたけど、今読み返しても俺の冷たさと言うか、すげｰ後悔してる.もっともっと俺が愛想良くしたら今でも煤ｻﾝは俺の傍に居たのかなって.もし、もし煤ｻﾝがもう此の世に居なかったりしたら俺はもう駄目だ.なんて、不謹慎な事を考えたりする俺は馬鹿だろ?今でも煤ｻﾝの事忘れてない、待ってる、なんて馬鹿馬鹿しいけど、俺は今でも此処を見て涙してる.
逢いてｰ、話してｰ、今すぐ名前呼んで欲しい.



眞絃


あれ以来返事出来なくて御免な.眞絃は元気にしてるか?
俺は、まあ地道に生きて、充実はしてねｰけど生きてる.
一緒に待ってくれるって言ってくれてたのに、俺の方が先に居なくなって眞絃の優しさを俺は無駄にしてる.後悔してる.
3年振りに来てみたけど、多分だがもう此処には眞絃も、煤ｻﾝも来ないだろうって感じてる.