森の人 2017-03-04 13:16:37 |
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____ .. ( 暗く静まり返った森で自分の物では無いであろう血の匂いが僅かに充満する 。 人間は儚く脆い 、故に面倒臭いのだ 。 痛みに泣き出すか 、 将又取り乱すかそんな想像をしては静かに眉を寄せる 。 ___ 然し次いで聴こえてきた声音は想像とは違い幾分か落ち着きを払っているもので 、僅かに芽生えた相手への興味で顔を上げれば交わる視線に映る少女の黒い瞳 。 揺れる瞳に浮かぶのは恐怖心か若しくは好奇心か 、 定かではないが物好きには違いない。『 何が目的だ 。 』 言葉を発するのも億劫だが 、 " 手当 " と言う言葉に微かに鼻で笑えば至極冷淡に上記を問い掛ける 。 人間の善意など我々からしてみれば目的迄の格好の餌に過ぎない 。 その真意を定める様に少女を見据えればくつりと喉を鳴らす 。 『 .. 余計な世話だな 、 人間の手を借りるつもりは無い 。 引きちぎられたくないのなら早急に私の前から消えろ 。 』 目線は逸らさずに威嚇する様に牙を見せ 、 凛とした声音で告げたそれは善意を跳ね返す言葉で 。 )
( / お互い様と云うことで長さは余り気にせずいきましょう...!! 我が子なのですが最初は過敏に突き放す様な態度を取りますが喰らい付いてきて頂ければ幸いです...、
ではそろそろ背後の方は失礼したいと思いますが何かあればお気軽にお声掛け下さい 。 )
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