【　熱　情　】　非募集　

（『尊敬。』だけなんかじゃないくせに。其れ以上に深く想っているのに、口に出さない彼が嫌で、嫌で、…けれども教授の事を簡単に好きだと言える己は、もっと嫌いだ。此の長い長い廊下、端から端まで響き渡るくらい大きな声で叱られる覚悟だったのだが、直ぐに言い返されなければ拍子抜けして、しかし耳許で囁かれた言葉は怒鳴り散らされるよりも、怖かった。背中に悪寒が走る。何か言い返さなければと焦る気持ちとは裏腹に、脚は竦んで立っているのもやっと。真意の全く窺えない瞳で見詰められては、罵声のひとつ喉元に引っ掛かり出て来ず、悔しげに眉を顰め「俺は…っ、あの人を諦めるつもり無いからね。」所々声が震えているのに気付きながら、どうにか最後まで伝えるとチッ、と自身に向けて小さな舌打ちを。現実逃避する様に踵を返すと、振り返らずに教室に戻っていく事にして。）

（/媚薬ですけど良いですｋ。（←）嗚呼、礼央君の教授愛を前に、流石にタフな雪くんも一時休戦希望のようです。（笑）次はどうしましょうかっ？授業で火花散らし合うでも良いですし、少し教授と話したいようであれば、其方でも大丈夫です！！礼央君としてはどの様な気持ちですかね？）