長船光忠 2017-02-20 18:33:01 |
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( 彼と過ごしている時は他愛ない会話さえ愛おしく思えて、素っ気なく相槌をうっているようでいて、内心その会話の1つ1つを脳裏に焼き付けていて。ふわりと漂ういい匂いにつられて厨、今の世では台所と呼ばれる其処へ歩いていって作業を見守っていて。目の前に並んだそれは確かに彼の手料理で。姿が小さいせいか昔見たそれより幾らか小さいがハンバーグが懐かしく感じられたのか涙腺が緩みかけるがいつも通りを装い手を合わせて。久々に唱えるあの言葉を口に出して。)
いただきます、だったな。
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