(あの後、彼女の部屋を出れば疎遠にはしているもののやはり様子が気になっていたのであろう者達が隠れきれていない様子でこちらを見ており。彼らも彼らなりに彼女へと近付いて行こうとしているのだろうか、と内心で思い。彼らが気持ちを込めて作っていた折り鶴などを受取ればそれを部屋の前へと置き自身は主に報告をしにと歩み出して)