159 2017-02-20 08:22:33 |
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(もう耳慣れた筈の相手の声の、今までにないような必死な調子に決意が揺らいで。裾を掴まれた事で立ち止まった一瞬のうちに、このまま振り返ってしまえたら、このまま此奴と一緒に最期を迎えられたら、そんな破滅的な願望がわずかに頭をよぎり。一瞬その願望に従ってしまおうかとも思ったが、先ほどの自分の決意を思い出し、そんなことを考えてしまう自分の弱さを振り払うように首を振り。「俺は、お前には生きていて欲しい。」生きていて、この言葉が刀剣の付喪神に近い存在であろう、和泉守兼定に当てはまるのかはよくわからない。自分でもおかしなことを言っているとは思うが、それでも、大切だからこそ共に最後を迎えるのでは無く、生きていて欲しい、先ほどの思考を打ち消すように、自分にそれを言い聞かせるように、落ち着いた、低い声で述べ。しかし、自分が死ぬことを宣告してしまうような言葉が、どれほど残酷かは考えずともわかる。握り締められた拳は震えていて。 )
(/そんなふうに言って頂けるとは…嬉しいです…!!
兼定の方も想像以上に素敵です、素敵過ぎます…!問題等全く有りません!
この別離のシーンが終わってからの話なのですが、すぐに本丸着任の描写に移行する感じでしょうか?この辺御都合主義で、理由等は割とぶっとばして行くという話にはなっていましたが、どう始めたらよいのかなー、と思いましてっ。初期刀として鍛刀するのが和泉守兼定とか色々妄想してしまいましたが…!)
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