えっ?誰、誰か居るの? ( 誰かの騒々しい足音、仲間かと言う一瞬の期待を打ち消すのは訪れる静寂。自分の名を呼ばない者と言えば、ただ一つモンスターのみ。先程よりも増した様子の恐怖に怯え乍木の幹を背に辺りを見渡して )