(森を行く姿は異形である。精悍と言いがたい怪物の様な意匠と、石のごとき鉱物を材とした甲冑の騎士は、先ほど聞こえた呼び声の主を求めて草を掻き分けていれば走ってくる相手を見つけて。)ハン……ここにもまだまともな口をきく奴が残っているとは。もっとも、そう長くはなかろうが……。(彼は自分の知らない場所にいることに気付いていないのだ。) /お待ちしておりました!こちらこそ宜しくお願い致します!←