20639 2017-02-07 20:29:46 |
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あー、こっちこそ悪い。
(相手が明らかに困惑して、どんどんしどろもどろになっていくのを見て此方までどんどん焦っていき。謝罪されれば、罪悪感から少々心地が悪くなり、自らの髪に触れつつ謝罪を返し。ふ、と一度視線を落としてどうしようかと考え込むが、相手の真っ赤な顔を見ているとなんだか嬉しくなって来てしまう。自分のことで、いつもは本当ずっと怖い顔をしている彼が、此処まで動揺するとは。我ながら中々ねじ曲がった喜びだと思いつつも、その感情のまま椅子から身を乗り出して向かい側に座っている相手の頬に触れてから、ふふん、と感情のままに自慢げな笑みを浮かべ。「でもお前の口から幸せとか聞けて嬉しいよ。今度一緒に城下町に遊びに行こう」困らせてしまったお詫びであり、先程と同じくらいに欲望だだ漏れなデートのお誘いをして。)
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