[拾遺物置場]

＿＿どうして縛っておかない、首輪や鎖や枷をつけろ、泣きながらそう僕に訴えるきみはこころがちょっと壊れている。まるで脅し文句みたいに響いたその声をぼくは受け入れてはいけないと。そう思う。


むかしむかしの夏休み。
ある少年は一人のクラスメイトを愛して、愛して、愛して、焦がれたあまり、捕らえて監禁しました。4畳半の自分の部屋にです。捕らえられた彼は中学最後の夏休みをベッドに裸で縛り付けられて過ごしました。ただ自分だけを見て欲しいと無垢に、欲望のままに、少年が彼に愛を注いだ結果です。初めは抵抗し帰りたがっていたクラスメイトはやがて少年の愛を受け入れ始めましたが、夏休みの終わりと同時に二人は引き離されました。
それから、8年。大人になった彼らは思わぬ再会を果たします。彼らはそれを望み喜んだのかはわかりません。しかし、むかし夏休みを奪われ、強引で歪んだ愛に未だ囚われたまま青年になった彼は、かつての犯罪者に同様に愛して欲しいと迫ります。
また夏です。彼らの夏は憂鬱で暗くてざわざわと肌が粟立つほど甘いのでしょう。


過去を思い出箱にしまえず抱えたまま生きる二人の青年の話です。流れは上記の通りですが、詳細は話し合って決めたいと思います。どちらのキャラをやりたいかの希望を添えてPL様でのお声掛けをお願いします。
・週に1-2レス程度の置きレス
・300字以上のロル（key:心情/小説/一人称）
・過度の空白/半角/記号/自ツ等の使用は自重願います。
・PL会話はなごやかに！