…──そうか、良かった(背中からの抱擁とはまた違った温もりを感じては己の問い掛けを否定してくれた彼女に心底嬉しく。どんな己も好いてくれているのだと思えば自分も相手同様、どんな彼女でも生涯愛しぬく事を改めて認識させられると口角を上げ、彼女の頬を片手で包む様に触れると目を合わせて。その後、ゆっくりと唇と唇を重ね接吻を落として)