軍隊長 2017-02-04 20:17:51 |
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まあ、ありがとうございます。
( 同意するようにコクリと頷くと、彼は己の脚を案じて気遣い、その上お茶も持ってきてくれると言う。パア、と花が咲いたような笑みを零すと又もお礼を述べて。慣れているのか重みの去った脚は特に体勢を変える事無く正座の形を保った侭で。程なくして眼前に置かれた二つの湯呑、自信が余り無い様子で呟く彼を愛おしそうに見つめると、徐に湯呑を持って口に持っていき。一口飲んだ後、何とも言えぬ温かさに穏やかな表情を浮かべて。 )
――…大丈夫です。ちゃんと美味しいですよ、恭一郎さん。
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