主 2017-02-04 19:44:12 |
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( >>16 / Lukas )
なんだ…居ない、--
(春の暖かさはまだ足踏みをしていて冬の冷たさの残る風は体温を徐々に奪っていき、頬を撫でる風に思わず少しだけ首元を窄め、返事が無いことに結局は根拠もないホラ話かと肩を落としながら上記独り言にも再度確認するかのように呟いては立ち去ろうとしたが言い終わる前に先程のこちらの問い掛けに答えるかのように帰ってきた言葉。口を噤んではそちらの方へと視線を向け、霧の中、月明かりに照らし出された人物は不気味なほどに美しい姿をしており、無論男に対して綺麗だと言うのはきっと可笑しいだろうが素直な思いで。「いや何…、町の人々が吸血鬼がこの城に居ると、困っていると話をされましてな…信じきってはいませんが、確認までに来てみたまでです。」自身の背後に聳え立つ城を軽く指差しながら、城の所有者、と言うよりは旅人か勝手に住んでいる者が言っているだけかもしれないがこの城に住んでいることは間違いなさそうで目的を話しては軽く持ち上げていた腕を下ろし「疑っている理由でもないが、今までどちらに?」警察でもないがこの小さな町には交番があるがほぼ無人で、よく罪滅ぼしで赦しを乞うのにやってくる人たちを世話しているうちに今ではこうして軽く警察のような仕事さえもこなしている理由で。付け足した疑問に僅かに首元を傾げて)
( /こちらこそ亀レス故に長文もブランクがありますが少しずつ寄り良いものへとしていけたらなと思っております。 )
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