侑帆 2017-02-04 17:40:49 |
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「なぁ、光…アレ、セトか?」
「…んー?」
教室でぐだぐだと喋っていればもう夕方。そろそろ帰るかと鞄を手に取り何気なく外を見れば見知った相手らしき人物が如何にも強面な奴らに囲まれており面倒くさそうに指差して隣にいた友人に声をかければ気の抜けたように返事をされて。
「やっぱアレ、セトだよな。周りにいる奴ら友達か?」
「蒼空、アレがあいつの友達に見えるんだったらそろそろ眼科行かなきゃだな」
馬鹿げた会話をしながら様子を見ていると相手が此方に気づき助けろと言わんばかりに此方を睨みつけて。
「うーわ、助けろだってさ」
「あいつの喧嘩なんて日常茶飯事だろ。なんで今更俺らに助け求めんのさ。もしかして急に女子に目覚めたとか?」
光の最後の言葉に笑いを堪えていた睦月は我慢出来ず吹き出し大笑いしていると相手の睨みは更に鋭さを増し、
「こっわッッ!んだよ、昔の恩を忘れたんかアイツは。もっと可愛く助けてって言ってくれれば喜んで助けに行くんだけどな」
「おいおい、あのセトだぞ?アイツに可愛く助けてっていったら逆に恐怖だろ」
蒼空の言葉に一瞬想像したものの余りの恐怖に体を震えあがらせくだらない話をしながら相手が行る場所に向かい……
なんか、書こうと思ったけど自分の文才の無さに心折れそう。語彙力欲しい。ちなみにセトは女の子だよ。
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