Writer 2017-02-03 23:59:58 |
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いいえ…そんな。でも喜んでいただけてとっても良かったわ。( ありがとう、とまるで裏のない心からの礼を言われたのは随分久しぶりの事で、その悪意の微塵もない優しさに少し戸惑うがいつの間にか自然と頬が緩んで。頬に添えられた彼の手は大きくてあたたかい。目が合えば絡まる視線と彼の優しく甘い言葉に微かに頬が薔薇色に染まり。)
ど、どうかそんなこと仰らないでください! 勿体無いお言葉です。
( 彼の言葉は自分を形容するにはとても勿体無いように思えて、慌ててかぶりを振り。彼は本当のことを打ち明けてしまいたくなる何かを持っている。或いはそれは誠実さか。)__本当は…少し怖いんです。でも、わくわくもしてます。どうしてでしょう? わたし、貴方の事がもっと知りたい。だから面倒くさいなんてとんでもないです。もちろん、わたしの答えはイエスです! (本当の名前を打ち明ける代わりに本当の今の自分の気持ちを打ち明け。好奇心できらきら輝く少女の瞳で微笑んで。物珍しそうに彼の手の中の本を見つめていたが質問はあるかと問われれば首を横に振り)
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