>新太 苦手だからやらないなんて駄目なのよ!せっかく会長さんやってるんだからー。 (もう、と呆れたような表情で、でも相変わらずの明るい声で言いつつも彼が持つ資料のうちの何枚かを適当に引き抜き、自分の手元にある資料に加え。紙の束をとんとん、と机の上で整えつつ。「はい、これが最大限の譲歩よ、会長さん!」と、胸を張り、今度こそ有無は言わせません、と言わんばかりにして相手を見つめて)