人外娘 2017-01-24 22:17:19 |
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>リリィ
(いつになく、こちらの言うことを鵜呑みにせずに困った顔を浮かべると、相手なりの懸念を悲しそうに呟けば「それなら、リリィが他のメイド達に負けないくらいに綺麗になればいいだろ?」と、先ほども相手は綺麗になると息巻いていたことを思い出させるようにそう耳元で囁いて。キスの許可を出せば、獲物を捕らえた狼のようにこちらを押さえ込むようにひしっと抱きついてくれば、やはり子供でも狼の本能が相手に備わっているのだなと感心して。慣れないせい唇よりも鼻が先にくっつくも一度覚えてしまうと、そこからは3回だけという言葉も、相手から何度も施されるキスに溶けてしまい「ん…っ…ちょ、…」と話が違うと言いたいが相手のキスのせいで唇を塞がれて途切れ途切れに言葉を発して。)
>イリス
(リリィと自分の関係に説明をすれば、やがて穏やかな笑みを浮かべる相手が呟くと「当然のことだよ…。ただ、親父が他の奴らに比べて酷かっただけ。世界の大半の人はいい人間なんだから。」と、中には父親のように亜人達を虐げたり、奴隷として不当な扱いをして金儲けをしたりする人間は確かにいるが、それはほんの一部だということを訴えて。お粥を食べきって満腹になったのか。それとも、風邪の影響で辛いのか。リンゴは一口齧っただけでもういらないと一言添えられると「わかった」と、ひとまずリンゴを皿に置けば、寄り添って来た相手に目を見開くもこれでこちらに対しての警戒を解いてくれたとわかればこちらの熱を分け与えるように黙って相手を抱きしめて)
>ロザリー
(褒められることに慣れていないのか。それとも本当に褒められたことがないのか。こちらが綺麗と言うたびに戸惑う様子を見せる相手を更に困らせようと思ったのか、今度は真剣な目つきで相手を見つめ「綺麗だよ。ロザリー」と呟いて。そういうものはお気に入りのメイドにしか言わないと以前の主人のことを説明する相手に「じゃあ、その主人が普通じゃなかったんじゃないか?」と、相手の中では父親が思い浮かべる主人像のようで、それは世界では普通じゃないと提案して。こちらが言葉を発した途端、側のリリィが食器を落とせばその音が食堂、そして厨房へと響き。そして、間違った噂がメイド達に広まって騒がれると、顔を真っ赤にしながら助けを求めてくる相手に「え?あ、あぁ。俺とロザリーはそんなことしてないからな!ただ血を分けてあげただけだ。本当にこれっぽっちもなんともないから!」と慌てて相手と自分の関係を否定して)
(/そんな感じです!ありがとうございます!)
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