人外娘 2017-01-24 22:17:19 |
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【リリィ】
(自分の知的な悪巧みはあっさり相手に看破されてしまい、苦笑されるとやっぱり我が儘すぎただろうかと急に自信をなくして「ぅ…やっぱりダメですか…?リリィ、頑張って翔さまのこと幸せにしますよ…?」犬ならきゅーんとか細い鳴き声まで聞こえてきそうな様子で縋り付き、掃除も料理も出来るし何より相手のためなら何だってしてみせると懸命にアピールして。唇へのキスは自分が知っている中で最大の愛情表現であり、自分でねだっておきながらドキドキして。相手の顔が近づいてくるとぎゅっと目を閉じ、一瞬だけ触れた温もりにもぴくっと反応して「…へへ、初めてちゅーしちゃいました…」それだけで全身が熱くてたまらず、真っ赤な頬を押さえて満面の笑みを零してはまた前のめりにぐいぐい相手に迫っていき「もう一回っ…じゃなくて三回、今度はリリィがしていいですか…?」あと一回、十回、何回もしたいと甘えたスイッチが入ってしまって)
【イリス】
(食べ慣れない味のお粥はやはりメイドではなく相手が作ったものだと聞き、味そのものより主人がわざわざ奴隷のために食事を用意してくれたことに驚いて。「――いいえ、すごく美味しいです…翔也様は、料理がお上手なんですね」その手間に報いる為にも匙のお粥をきちんと食べ切り、優しい味に頬を緩ませては少しだけ親しみを感じさせる柔らかな声で呟いて"ありがとうございます"と礼も言い。いつもなら申し訳なさと、後々回ってくる代償を恐れていくら具合が悪くとも食事は自分で摂るのだが、今は相手の見せる優しさにまだ触れていたくてそのまま最後までお粥を口に運んでもらい。ちょうど食べ終える頃に遠くからパタパタ足音が聞こえてくると「翔さまっ、翔さまっ!お薬ありまし…た…」人狼のメイドが勢いよく部屋に飛び込んでくるが、寄り添う自分達の姿を見て「あ…し、失礼しました…!」と薬だけ置いてそそくさと立ち去ってしまい。しかしその一瞬だけでも彼女が相手に懐いていることが十分にわかり、動物的な勘というのか、危険な前の主人には決してあんな風に元気良く振る舞うことのなかったメイドの姿をぼんやり見送って「…不思議ですね、リリィがあんなに懐くなんて…」寒気に小さく咳込みながらも独り言のように呟き)
【ロザリー】
(解放されるとすぐに頬を摩りながらそっぽを向き。それでも念を押す相手に「何それ…何で、会ったばっかりなのにそんなこと…」なぜ出会ったばかりのメイドの笑顔を願うのか、ますます相手という人間がわからないと不思議そうにぼやいて。眠い目を擦りながら料理の準備をしていると入口から相手の声が聞こえ、他のメイド達が揃って挨拶に向かう中でもつい昨夜のことが引っ掛かってこそこそと厨房に隠れるように引っ込んでしまい。別にやましいこともトラウマになるようなこともされていないのに、だからこそ逆に顔を合わせづらく立ち尽くしていたが人狼のメイドが相手の分の料理を取りにくるとなぜだか手が勝手にその料理を取り上げてしまい。2人揃ってきょとんとするが"昨日働けなかった分の埋め合わせ"と適当にはぐらかし、手に取った以上は仕方がなく相手の元へ料理を運んで「……おはようございます。えぇと…あの後、ちゃんと寝れました?」当たり障りのない言葉を送ったつもりだが、近くの人狼がぎょっとした顔で振り返り)
(/ドラフ族、何とも夢の詰まった種族で良いですね…!大酒飲みということは成人済みの実質年上なメイドが良いのでしょうか?性格等も種族に合わせてこんなかんじで、というイメージがありましたら教えてくださいませ!
ではもう一人のメイドはドラフ族メイドとのバランスを考えて選ばせていただきますね!いつも相談に乗ってくださってありがとうございます。)
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