人外娘 2017-01-24 22:17:19 |
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(もしかしたら人違いかもしれない。それ以前に主人に、人間に気安く声をかけることなどできずに立ち止まっていたが、目が合うとまた怯えてぴったりと耳を伏せ。しかし相手が自分の名前を呼び、頭を撫でてくれると反射的にびくつきながらも思いは確信に変わって「――翔…さま…?」思い出の中と同じ呼び方でその名前を呟いてみれば、手のひらの温もりにつられて胸いっぱいに感情が込み上げてくる。堪え切れずにぽろぽろと涙を零して「翔さまぁっ…リリィ、ずっと翔さまに会いたかったです…っ!」今まで痛いのも、辛いのも、ただ相手に会いたい一心で耐えてきた。それだけに待ち望んでいた再会に我慢してきた分の涙を流しながらその胸元にしがみついて)
(/それもそうですね、では別々に返させていただきます!同時ではなくリリィと一区切りついたらイリス、というように順番にやりとりする形でも構いませんので、一度にたくさんの文章を書くのが大変な場合はそちらでお願い致します。)
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