>袈裟丸 ふ、照れるね。だがなァ…(のそのそと畳に登り、行儀が悪いのは分かっちゃいるが少し足音を立てて近づき空けられた場所へどかっと胡座をかき)俺は見た目がどうにも若く見えるらしくてな、小姓かなんかだと思ってマトモに取り合っちゃくれねェのさ。(着物の胸がはだけるのにも御構い無しに話しつつも相手の目だけは離さずに、じぃっと見つめていて)