匿名さん 2017-01-24 19:11:03 |
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──⋯、
( 火災が起きたあの日からいったい何日経っただろうか。やれ葬式だ、やれ調査だと目まぐるしく過ぎていく時間の中で両親の死を悲しむ余裕もなく。結局なんとか燃える事のなかった母の指輪を形見として受け取り、大学に休学の申請をして、次に住む場所が見つかるまでの間、と誰だったかが手配してくれたその人の家の住所が書かれた紙を片手に今此処にいる訳で。扉の前、再度住所の確認をした後に呼び鈴を押し、出てくるだろう人を待ち )
(/ こちらこそ宜しくお願いします! )
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