ふふ。そんなに待っていないわ。それに夜はまだ始まったばかりでしょ? (相手の名を呼んだあとしばらく待っていれば息を切らせた相手が現れて、詫びには否定するようにふるふると小さく首を横に振りつつ男失格という言葉にはゆるりと口元に小悪魔めいた微笑みと楽し気な声色で白薔薇を模した髪留めに触れる相手を見ながら述べて)