_ 2017-01-14 22:57:09 |
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>14 さま
(/全然ゆっくりで大丈夫です、来れる時に来てくださるだけで十分幸せですよ^^ それでは早速絡み文を投下させて頂きます。拙い文章ですが、宜しくお願いしますね。始まりはマンションから、始めなので息子様には口枷手縄をさせて頂きました…!マンションの中の作りですが、ダイニングには机と椅子が二つ、壁にはテレビと写真が飾ってあるようなイメージです。一部屋は仕事部屋で本が敷きつめられた棚と仕事机で、もう一部屋はベットが置かれています。トイレとお風呂は別。想像上わからないものがあれば都度聞いてくだされば幸いです…!)
>翡翠
(海が夕日を飲み込み夜が訪れる時間、其奴は突然やって来た。ぼさぼさの白髪に泥がべったりと付いた足、人と呼ぶにも獣と呼ぶにも曖昧な中途半端な見てくれは無理矢理連れて来られた事が良く解るような其れだ。加えて今にも噛み付いてくる様な唸り声が喉の奥から響いて聞こえれば人間を警戒している事は一目瞭然。人間側の安全を配慮し口に施された口輪と後ろ手で拘束された腕は正に”捕まえて来た”という現実を知らしめている。人間が今している事実を知っている為この現状に疑問こそ抱かなかったが、嫌な現実を見てしまったようで少なからずの同情が生まれる。其奴を連れて来た友人は満足気に笑みを浮かべ乍犬や猫を人に預けるのと何ら変わらない「狼に育てられた人間を拾った、暫く預かってくれよ」と戯言を口にし宵闇へ逃げていったのだが此れがトドメである。文句の一つも言えない儘相手のペースに巻き込まれ断る事も出来ない儘この生物を預かる事になってしまった。面倒事が嫌いな己にとってこれは立派な事件であり、人どころか犬や猫さえも育てたことのない人間が果たしてこの”獣に育てられた人間”を世話できるのか考えるだけで頭が痛くなる大問題である。「…御前、口は聞けんのか」玄関で己を睨み付ける少年に声を掛けながら視線を上げる。己より背は高いが肌や髪の間から見える顔付きから随分と若く見える。こんなものに襲われては一溜まりも無い為口枷などは出来れば外したくはないが、言葉を交わすには邪魔な其れをまずは外してやろうと相手に近寄り手を伸ばし)
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