でも聞きたい。知りたい。 私の中の探求心が、私自身の背中を押した。 「青葉くんってさ、あの青葉くんなの?」 「?」 「あの小説...『colorful days』の青葉くんなの?」 やっと吐き出せた。 ずっと気になっていたこと。 知りたかったこと。 じっと青葉くんを見据えると、彼は口を開きこう言った。