霜月タルト 2017-01-03 19:12:07 |
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先日、転入してきた千秋という女子生徒が弁当を片手にして立っている。クラスは互いに別なのだが、部活で知り合い意気投合したのだ。趣味の合う自分の友達から昼食を誘われ、断るつもりなどない。
「うん、いいよ。一緒に食べよっか!」元気良く返すし、もう一度口を開くと「そうそう。私の事さ、別にさん付けしなくていいんだよ?名前で呼んでほしいなー」とお願いをする。
その様子に千秋はどこか恥ずかしそうな笑顔を浮かべながらも、コクリと頷いた。
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